10/27≪耐水害住宅≫マスコミ向け完成見学会のご報告

2021.11.18 お知らせ

ミツヤジーホームでは、台風19号の豪雨災害を目の当たりにし、
地元工務店として何かできることはないかという思いから、
とりわけ、水害に強い住宅の建設を研究してまいりました。

そして構想から約2年を経て、この度、氾濫水位3メートルに対応「耐水圧型」
≪耐水害住宅≫ が完成いたしました。

≪耐水害住宅≫とは、具体的に以下の3点について特化した住宅のことです。
1.こわれない (水圧で破壊されない「壁式鉄筋コンクリート造」)
2.水が入らない(水圧に耐え、水の侵入を防ぐ「窓・玄関扉」を使う)
3.浮かない  (浮力に対じた重量を保ち、家が流されるのを防ぐ)

この他にも、停電時にインフラを使用できるような仕組み(貯水タンク・スマートPV)があり、
万一の浸水時に床下に貯水し、それを2階から排水する仕組みがあることや、
基本的な生活スペースを2階にすることで、電気機器類を万一の浸水から守る仕組みにしてあるなど、
随所に工夫を凝らしています。

*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-

私たちが、信州大学工学部 遠藤研究室との共同研究をしているという
新聞記事をご覧になったお客様から、信頼とご協力をいただき、
実際に浸水被害に遭われた土地に、新たにこの耐水害住宅の建設をさせていただきました。

そして、2021年10月27日、一般の見学会に先駆けて
マスコミにご案内をさせていただいた次第です。
信濃毎日新聞、長野の各局のニュース番組に取り上げていただきました。

NHK長野放送局
https://www3.nhk.or.jp/lnews/nagano/20211027/1010020330.html

NBS長野放送
https://www.nbs-tv.co.jp/news/articles/2021102700000008.php

(※上記各局へのリンクは1週間程度ご覧になれます)


こういった耐水害住宅が全国的にも普及することは、
人的、物的な被害を軽減できるだけでなく、災害ごみによる環境への悪影響にも
役立てるのではないかと期待しています。

また、全面的にこのプロジェクトにご協力いただきました
信州大学工学部 遠藤洋平助教はじめ、研究室の皆様に
この場をお借りして心よりお礼申し上げます。

10/27マスコミ向け完成見学会の様子

パンフレットご用意しています

2021年10月28日付信濃毎日新聞朝刊記事

お問い合わせ

一覧